散策風土記 第三章

カワセミなどの野鳥撮影や昆虫探索を楽しみ、時々サイクリング。自己満足の世界で生きてます。

昆虫ワールド 195

 

正午前後の気温は38度くらいになるということで、熱中症に気を付けなければならない猛暑日である。

ただ、この厳しい暑さは「ぶら下がりヤンマ」が撮れる条件でもあるので、チャンスを活かすために行くしかない。

 

現地には11時に到着。

事前にコンビニに立ち寄って梅干しおにぎりや冷凍アクエリアスなどを購入しておいた。

 

ちなみに、ヤンマたちが樹上から降りてきてぶら下がるのは林縁や雑木林の中なので薄暗い。

今日は100-400mmのズームにしたので、レンズの明るさとしては・・・まぁ、それ以前に見つけることが困難だけど。

 

↓最初に見つかったのは、ヤブヤンマのオス。

そこからすぐ近くの場所でも同じくオスの姿を確認した(先に書くとメスは本日出会えず)。

 

 

 

↓ネアカヨシヤンマのメスが居た。

実際はもっと暗く、こんな感じで枝や幹と同化していたりするので、見逃してしまうんだよねぇ。

 

 

 

↓複眼のブルーが美しいネアカヨシヤンマのオスにも遭遇。

なかなか出会えないネアカだけど、オスメスが共に撮れたのはラッキーだった。

 

 

↓本命のマルタンヤンマのオス発見。

1枚目の個体は成熟過程のため胸部にはまだ黄色味が残り、2枚目の個体は成熟に向けて成長しているようだ。

 

 

 

↓そして、マルタンヤンマのメスも見つかる。

マルタンもオスメスが同日に撮れたので良かった。

 

 

↓ヤブヤンマのオスがまた見つかった。

 

 

 

↓欲を出して、もう少し探してみたら、マルタンヤンマはオスもメスも更に複数個体を確認。

やはり、酷暑という条件が良かったのだろうか。

 

 

 

 

 

↓飛んで来たやつがちょうど目の前の枝に留まってくれた。

オスは成熟が進むと鮮やかなコバルトブルーになってきて綺麗だね。

 

 

 

ぶら下がりヤンマと言われるヤツは他にも存在するけど、

とりあえず、本日はマルタンヤンマ・ネアカヨシヤンマ・ヤブヤンマの3兄弟が撮れたので、暑くても来て良かったわ。

 

ってことで、1時間45分滞在しておしまい。