散策風土記 第三章

カワセミなどの野鳥撮影や昆虫探索を楽しみ、時々サイクリング。自己満足の世界で生きてます。

昆虫ワールド 199(その2)

 

先程撮っていた場所から移動して、こちらには11時頃に到着。

この地を選んだのは、ぶら下がりヤンマが出そうな気温だったし、アニメっぽいアイツの出現時期だからね。

 

日陰の駐車スペースが1台分だけ空いていたのは幸いだった。

此処では、マクロレンズ以外に100-400mmの望遠ズームも用意して撮影タイムの開始である。

 

↓早速、毎年撮っているススキの草地に足を踏み入れたら、緑色の中に鮮やかなオレンジ色を確認。

本日は1匹だけだったが、今年もアカハネナガウンカの変顔を拝めて期待通りだった。

 

 

↓白い複眼にある黒い点は偽瞳孔と言われるものだが、寄り目に見えてユニークな印象を受けるね。

盛夏における撮影昆虫として、私の中では確固たる地位を築いていたりなんかして・・・w

 

 

↓陽が遮られた林縁をチェックしながら歩いていると、ヤブヤンマのオスがぶら下がっていた。

種類には固執していなかったので、見つかっただけで嬉しいのである。

 

 

 

↓続いて、カトリヤンマのメス(茶褐色の複眼ということで未成熟の個体)も発見。

成熟が進むと複眼と胸部は緑色(オスの複眼は水色に変化)になり、美麗な姿に磨きがかかる。

 

 

 

ツマグロヒョウモンのオスとウラギンシジミのオス。

 

 

 

↓コノシメトンボのメスとオオシオカラトンボのメス。

 

 

 

↓円紋が目立つオスグロトモエ。

ちなみに、そっくりさんにハグルマトモエという蛾(見分け方は模様に描かれた微妙な線の違い)も居たりする。

 

 

↓オオトリノフンダマシ(これでもクモ)とマメコガネを捕えたアズマカニグモ(かな?)。

 

 

 

↓ナツアカネの成熟オス。

 

 

↓チャバネアオカメムシと模様入りタイプのショウリョウバッタ

 

 

 

水筒の飲料が残り少なくなり、昼飯も食べなきゃ・・・ってことで、撮影タイムは終了。

撮りたいと思っていたものが撮れていたしね。

 

↓最後は愛車(ボンネットとフロントガラスの境目)に留まっていたオオシオカラトンボのメス。

暗めに撮って印象的?な写真になったが、トンボってボンネットなどに水面と間違って産卵するんだよねぇ。

 

 

おしまい。