散策風土記 第三章

カワセミなどの野鳥撮影や昆虫探索を楽しみ、時々サイクリング。自己満足の世界で生きてます。

昆虫ワールド 103

 

昆虫を撮りたいからマクロレンズを使うのか、マクロレンズを使いたいから昆虫を撮るのか。

まぁ、どちらにも当てはまるというか、昆虫が好きで探すこと自体が面白いと思っていますからね(^^)

 

この日もZ105mmマクロレンズのみ持参。

 

↓いつもの家の近場で昆虫探しを始めたが、最初に見つかったのはまさかのムネアカナガタマムシ

胸部は赤紫色の金属光沢であり、独特の輝きを見せる。

 

 

↓成虫・幼虫共にエノキを利用する。

そっくりさんにケヤキナガタマムシが居るが、上翅先端は丸みを帯びているためムネアカナガタマムシと判断。

 

 

 

↓黒い翅を開くとその下に隠れていたのは鮮やかなメタリックブルー!!

何処かに飛んで行ったけど、美しい瞬間を見ることが出来た(^^)

 

 

↓別の種類のタマムシ・・・と思ったが、

同じ木に留まっていたし、上翅先端の特徴がムネアカナガタマムシと同様だったので色彩変異だろうか。

ナガタマムシ属は同じ種類でも色彩が異なることがあるみたいだしね。

 

 

↓言葉では表現が難しい色合いだが、綺麗である。

 

 

 

↓雑木林の中では今季初見のサトキマダラヒカゲを見つけて、その近くにはオオスズメバチの姿もあり。

 

 

 

↓アカボシゴマダラの夏型と春型。

夏型にはお馴染みの赤い紋があるが、春型にはそれがなくてシンプルな印象である。

 

 

 

↓ヒメトラハナムグリと飛ぶ飛ぶ詐欺のクロハナムグリ

 

 

 

↓ムネアカナガタマムシと同じ場所にヒシモンナガタマムシも居た。

同じ場所で他にも2匹確認。

 

 

↓体長2mm程度のベニキジラミ(むず痒くなるシラミとは異なる昆虫でアブラムシに近縁のカメムシの仲間)と、

体長3mm程度のアワダチソウグンバイ(こちらもカメムシの仲間であり、造形が複雑でエレガントな姿)。

 

 

 

↓コミスジとチュウレンジバチ。

 

 

 

↓ヤブキリの幼虫とサトクダマキモドキの幼虫(初齢)。

 

 

 

↓クロボシツツハムシとクワハムシ。

 

 

 

↓カシワクチブトゾウムシとトホシオサゾウムシ。

 

 

 

↓ヒメヒゲナガカミキリ。

ヒゲ長っ!邪魔にならないのか?といつも思ってしまう。

 

 

 

 

↓ヒメクロオトシブミ。

口と脚で器用に葉っぱを丸めてゆりかご(揺籃)を作成していたが、この作業を行うのはメスらしい。

 

 

↓オスはその近辺で見張り役をやっているそうな。

 

 

 

ただ好きで撮っているだけど、昆虫の世界はやっぱり楽しい。