散策風土記 第三章

カワセミなどの野鳥撮影や昆虫探索を楽しみ、時々サイクリング。自己満足の世界で生きてます。

昆虫ワールド 238(その2)

 

まだ早いかなぁと思いつつ、もしかしたら出会えるかも・・・なんて淡い期待をしてこの場所を訪れていた。

そう、此処は毎年5月にキバネツノトンボを撮っているポイントである。

 

最初は広大なエリアを歩き回っても全然見つからなくて、(その1)に載せた昆虫を撮っていた次第。

やっぱり、出現するのはもうすこし先だったか。

 

↓GW頃にまた来ようと考えながら、最後に確認した草原地で・・・あっ、居た!!

しかも、そこでは結構な数のキバネツノトンボが飛び交っていた。

場所のせいか、時間のせいか、気温が上昇したせいか、よくわからないけど、とにかく来た甲斐があった。

 

 

↓但し、風が強かったこともあって、留まってもすぐに翅を閉じてしまう。

まぁ、姿を見ることが出来ただけでありがたかったけどね。

 

 

↓気付けば、羽化中の個体も。

 

 

 

↓こちらは、もう少しで飛び立ちそう。

 

 

↓キバネツノトンボは埼玉県内では局所的に生息しており、春から初夏にだけ現れる。

ちなみに、腹部末端にハサミを持つのがオスである。

 

 

↓翅を開いた状態のヤツを撮ることが出来た。

黄色と黒のコントラストが鮮やかだ。

 

 

↓満足な気分でクルマを停めたほうに戻る途中、ふと肩を見たらキバネツノトンボが留まっていた。

まだ飛べない羽化したばかりの個体で、いつ留まったんだろう(草原地でしゃがんで撮った時かな?)

 

 

↓頑張って飛ぼうとするとけど、まだ羽ばたけない。

 

 

↓左手を思いっきり伸ばして、右手で持つカメラも出来るだけ離さないと撮れない。

そんな撮影スタイルは結構シビアだったりなんかしてw

 

 

↓葉っぱに留まらせてさようなら。

暫くすれば、元気に飛び回っていることだろう。

 

 

今日は足を運んで良かったわ。

有意義な時間を過ごして、昆虫活動はおしまい。