まだ早いかなぁと思いつつ、もしかしたら出会えるかも・・・なんて淡い期待をしてこの場所を訪れていた。
そう、此処は毎年5月にキバネツノトンボを撮っているポイントである。
最初は広大なエリアを歩き回っても全然見つからなくて、(その1)に載せた昆虫を撮っていた次第。
やっぱり、出現するのはもうすこし先だったか。
↓GW頃にまた来ようと考えながら、最後に確認した草原地で・・・あっ、居た!!
しかも、そこでは結構な数のキバネツノトンボが飛び交っていた。
場所のせいか、時間のせいか、気温が上昇したせいか、よくわからないけど、とにかく来た甲斐があった。
↓但し、風が強かったこともあって、留まってもすぐに翅を閉じてしまう。
まぁ、姿を見ることが出来ただけでありがたかったけどね。
↓気付けば、羽化中の個体も。
↓こちらは、もう少しで飛び立ちそう。
↓キバネツノトンボは埼玉県内では局所的に生息しており、春から初夏にだけ現れる。
ちなみに、腹部末端にハサミを持つのがオスである。
↓翅を開いた状態のヤツを撮ることが出来た。
黄色と黒のコントラストが鮮やかだ。
↓満足な気分でクルマを停めたほうに戻る途中、ふと肩を見たらキバネツノトンボが留まっていた。
まだ飛べない羽化したばかりの個体で、いつ留まったんだろう(草原地でしゃがんで撮った時かな?)
↓頑張って飛ぼうとするとけど、まだ羽ばたけない。
↓左手を思いっきり伸ばして、右手で持つカメラも出来るだけ離さないと撮れない。
そんな撮影スタイルは結構シビアだったりなんかしてw
↓葉っぱに留まらせてさようなら。
暫くすれば、元気に飛び回っていることだろう。
今日は足を運んで良かったわ。
有意義な時間を過ごして、昆虫活動はおしまい。