散策風土記 第三章

カワセミなどの野鳥撮影や昆虫探索を楽しみ、時々サイクリング。自己満足の世界で生きてます。

昆虫ワールド 196(その1)

 

カメムシが嫌いという人は多い。まぁ、理由はわかる。

でも、沢山の種類の中には美麗な姿をしているヤツも居て、出会えたら嬉しかったりするんだよねぇ。

 

そんなヤツを求めて昨年撮った場所に行ってみるかと、早めに出発。

目的地には7時前に到着したが、夏空が広がり、この時間帯から既に陽射しが強い。

 

↓森の中では、セミたちの鳴き声がBGMである。

ニイニイゼミ、ミンミンゼミ、羽化直後でまだ上手く飛べないアブラゼミ

 

 

 

 

↓ムネアカクロジョウカイ。

そっくりさんにクビアカジョウカイが居るけど、前胸部の形状などからムネアカとして記載しておく。

 

 

↓オオアオイトトンボ

イトトンボって休む時に翅を閉じるのが普通だが、アオイトトンボの仲間たちは翅を広げて留まるのが特徴。

 

 

↓オオセンチコガネに初遭遇。

現地ではセンチコガネと思っていたが、帰宅後に確認して口の形(頭楯)や前胸背板中央の縦溝の特徴から判断。

 

 

↓いずれにせよ、美麗甲虫。

 

 

↓直射を浴びる所に出たら、紫色の周りに緑色の輝きも目立つようになった。

もう少し観察しておきたかったが、飛んでさようなら。

 

 

 

↓シオヤアブとクサカゲロウ

 

 

 

↓木々に囲まれて日陰になっていた場所で見つけたヤマトオサムシ

小型のオサムシで、ボディは渋い感じの緑色の光沢がある。

 

 

↓ヤブキリとクルマバッタモドキ(かな?)の幼虫。

 

 

 

↓居た!目的のアカスジキンカメムシ!!

昨年と同じナツツバキのポイントにやって来てチェックを始めたら、突然飛び出して近くの松に留まったのである。

 

 

 

↓此処ではナツツバキが10本ほど植わっており、次々に見つかった。

 

 

 

↓「歩く宝石」と称されるように金緑色の地に赤系の模様が入り、大型でとても美しいカメムシである。

ちなみに、臭くないよw

 

 

↓これは成虫になる直前の段階だろうか?

 

 

↓期待通りに姿を見ることが出来て、足を運んだ甲斐があった。

満足したので、クルマを止めた場所に戻ろう。

 

 

↓戻る途中で、ジャノメチョウ。

あちらこちらで沢山飛んでいた(けど、留まっても敏感ですぐに逃げてなかなか撮らせてくれなかったり)。

 

 

↓最後はカナブンとノコギリクワガタのメス。

 

 

 

てな感じで、おしまい。

帰路に就いたが、何故か「その2」に続く。