散策風土記 第三章

カワセミなどの野鳥撮影や昆虫探索を楽しみ、時々サイクリング。自己満足の世界で生きてます。

レア種を探して

 

以前から撮りたいと思いながらも機会に恵まれていなかったTOP画像のヤツ。
一昨日、とある場所に出掛けて探索し、ようやくカメラに収めることが出来たわ。

 

7時30分過ぎに現地到着し、機材はカメラ2台体制でZ100-400mmとZ105mmマクロを各々に装着なり。

そして、草原地帯を中心に探索開始である。

 

出現ポイントが特定出来ていたわけじゃないので、広いエリアを歩き回った次第。

ちなみに、本命に出会うまでに3時間半も掛かったため、他の昆虫も色々撮りながらね。

というわけで、今回の画像はかなり多いのでご容赦(見るだけ無駄だと思います^^;)。

 

↓まずは、コヤツボシツツハムシとクロボシツツハムシ。

同じように小さいので、遠くから見た時はかなりのそっくりさん。

 

 

 

ナミテントウの黒地赤2紋型とナナホシテントウ

 

 

 

↓今季初見となるミヤマチャバネセセリと何処でも見かけるホソヒラタアブ。

 

 

 

↓シロスジヒゲナガハナバチとクロハネシロヒゲナガ。

お互い長いヒゲを持つ・・・というか、名前も長い。

 

 

 

↓ナガメとマルムネジョウカイ。

 

 

 

↓コミスジも今季初見だ。

光りの当り具合で身体がグリーンに輝いた。

 

 

 

↓9時前になった頃、林を抜けていくと良さげな草原地に出くわして・・・あっ、探していたやつが居た!!

これは、羽化中のやつだね(この一匹だけだったが、貴重な瞬間だ)。

 

 

↓ツバメシジミのオスとキタキチョウ

 

 

 

↓予想していなかったツマキチョウにも遭遇。

今季は諦めていたので、ラッキーってことでメスを撮影。

 

 

 

↓そして、少し離れた場所でツマキチョウのオスも発見。

 

 

 

↓ヒラタアオコガネとお盛んなバラルリツツハムシ。

 

 

 

シオカラトンボとツチイナゴ。

 

 

 

↓ヒメウラナミジャノメとテングチョウ。そして、モンキチョウ

 

 

 

 

↓キアゲハとアオスジアゲハの姿もあり。

 

 

 

↓1時間ちょっと経ち、目星を付けた草原地に戻ってきたら先ほど羽化中だったやつは居なかった。

その時、1匹だけ背後から本命飛来!!(但し、草むらの奥に留まったので遠い)

とりあえず、此処に現れることは判ったし、更に他を探しつつ改めて戻って来くることにした。

 

 

イチモンジセセリとコチャバネセセリ。

 

 

 

↓ツバメシジミのメスも見つかった。

さすがに3時間も歩き回っていたら色んなものが撮れる(^^;

 

 

 

↓11時になったところで、先ほどの草原地にまたもや戻ってきたら・・・まさかの本命が乱舞状態。

ちょっと大袈裟に書いたけど、5~10匹程度は飛び回っていたような。

 

というわけで、キバネツノトンボである。

黄色と黒色のコントラストが鮮やかで綺麗だが、独特の姿で地球外生命体のように見えなくもない。

 

 

 

↓こちらはメス(上の画像のように腹部末端にハサミがあるのがオスで、メスにはそれが無い)。

ちなみに、トンボの名前が付いているが、ウスバカゲロウなどと同じくアミメカゲロウの仲間である。

 

 

 

↓春から初夏に掛けて乾燥した草原地に出現するが、全国的に絶滅危惧種の扱いとなっている。

しかも、ここ埼玉県においても局所的に生息しているため、見掛けたことがある人は多くないだろう。

 

 

↓キボシアシナガバチとミカドトックリバチ。

 

 

 

↓コジャノメを見つけたので撮っていたらヒメウラナミジャノメが飛んで来て、異種間で何か揉めていた。

会話が聞きたいw

 

 

↓そんなこんなで、レアな存在を探すミッションを果たして満足満足。

おかげで、気分良く撤収なり。

 

 

出現ポイントと11時頃から飛び回るということが判ったのは収穫だ。