昨日は9時にカワセミ撮りを終えて、そのまま正丸峠越えのルートで秩父方面にドライブ。
目的はこの時期に咲く「スプリング・エフェメラル」を求めて・・・。
「スプリング・エフェメラル」を直訳すれば「春の儚いもの」というニュアンスになり、
早春に芽を出し夏までに休眠する草花の総称である。
他の植物がまだ眠っている頃に花を咲かせ、他の植物が成長する頃には姿を消してしまうことから、
「春の妖精」なんて呼ばれ方もするね。
ちなみに、「スプリング・エフェメラル」に分類される草花たちには次のような仲間がある。
セツブンソウ、フクジュソウ、アズマイチゲ、イチリンソウ、カタクリ、ヒメニラ、ヤマエンゴサク等々・・・。
全体的に可憐で小さいイメージのものが多い。
↓石間沢口の福寿草自生地には11時前に到着し、右側の電柱に小さく写っている看板の所から入っていく。
↓民家の敷地(庭)を横切らせてもらうことになり、縁側に座っておられた方に挨拶しながらその先へ。
↓少し登った所が福寿草の自生地となっている。
ちなみに、OM-1と12-40mm、90mmマクロで適当に撮影なり(花を撮るセンスは壊滅的にないのでご容赦)。
↓尚、此処は節分草の自生地でもある。
小鹿野町堂上の節分草園も見頃になっているそうだが、あちらは観光スポットで、こちらは誰も居ない。
↓おかげで、のんびりのんびり。
30分ほど滞在してから、次なる場所へ。
・・・って、その前に途中で昼飯を済ましていこう。
↓車通りから少し外れたところにある「手打ちそば 石橋庵」を選択。
以前は自転車活動の際に立ち寄ったことがあるが、それはもう10年前の話だわ。
↓タイミング良く席が空いていて、「田舎せいろ(800円+大盛200円)と季節の天ぷら(500円)」を注文。
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●手打ちそば 石橋庵
埼玉県秩父市太田1757 Tel 0494-62-0858
11:00~15:00 金土日のみ営業
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久々にこちらの店でいただいたけど、自家製粉の二八蕎麦は良い意味でざらつきがある食感で、やはり美味しい。
天ぷらは6種類盛られていて、抹茶塩を少し付けながらこれまた満足感高し。
↓ご馳走様の後は、幻の福寿草と称される「秩父紅」が咲く場所にやって来た。
「リトリートフィールドMahora 稲穂山(旧ムクゲ自然公園)」である。
↓秩父地方の固有種であり、特徴的なオレンジ色が陽射しを浴びて輝いていた。
11時~15時くらいに訪れると良い感じに花を開かせているので、頃合いを見計らって訪れた次第。
↓園内では蝋梅も沢山咲いていた。
↓もちろん、福寿草も満開。
一般種と原種が咲いているそうだが、え~っと、どれがどれだったかな?w
↓再び、「秩父紅」。
そんなこんなで、「スプリング・エフェメラル」を堪能。
帰路も正丸峠越えのルートを辿り、15時半帰宅で旅情派活動はおしまい。