散策風土記 第三章

カワセミなどの野鳥撮影や昆虫探索を楽しみ、時々サイクリング。自己満足の世界で生きてます。

スプリング・エフェメラル

 

昨日は9時にカワセミ撮りを終えて、そのまま正丸峠越えのルートで秩父方面にドライブ。

目的はこの時期に咲く「スプリング・エフェメラル」を求めて・・・。

 

「スプリング・エフェメラル」を直訳すれば「春の儚いもの」というニュアンスになり、

早春に芽を出し夏までに休眠する草花の総称である。

他の植物がまだ眠っている頃に花を咲かせ、他の植物が成長する頃には姿を消してしまうことから、

「春の妖精」なんて呼ばれ方もするね。

 

ちなみに、「スプリング・エフェメラル」に分類される草花たちには次のような仲間がある。

セツブンソウ、フクジュソウアズマイチゲイチリンソウカタクリ、ヒメニラ、ヤマエンゴサク等々・・・。

全体的に可憐で小さいイメージのものが多い。

 

↓石間沢口の福寿草自生地には11時前に到着し、右側の電柱に小さく写っている看板の所から入っていく。

 

 

↓民家の敷地(庭)を横切らせてもらうことになり、縁側に座っておられた方に挨拶しながらその先へ。

 

 

↓少し登った所が福寿草の自生地となっている。

ちなみに、OM-1と12-40mm、90mmマクロで適当に撮影なり(花を撮るセンスは壊滅的にないのでご容赦)。

 

 

 

 

↓尚、此処は節分草の自生地でもある。

小鹿野町堂上の節分草園も見頃になっているそうだが、あちらは観光スポットで、こちらは誰も居ない。

 

 

 

 

↓おかげで、のんびりのんびり。

 

 

 

 

30分ほど滞在してから、次なる場所へ。

・・・って、その前に途中で昼飯を済ましていこう。

 

↓車通りから少し外れたところにある「手打ちそば 石橋庵」を選択。

以前は自転車活動の際に立ち寄ったことがあるが、それはもう10年前の話だわ。

 

 

www.ishibashi-an.com

 

↓タイミング良く席が空いていて、「田舎せいろ(800円+大盛200円)と季節の天ぷら(500円)」を注文。

 

 

 

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●手打ちそば 石橋庵
埼玉県秩父市太田1757 Tel 0494-62-0858
11:00~15:00 金土日のみ営業
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久々にこちらの店でいただいたけど、自家製粉の二八蕎麦は良い意味でざらつきがある食感で、やはり美味しい。

天ぷらは6種類盛られていて、抹茶塩を少し付けながらこれまた満足感高し。

 

↓ご馳走様の後は、幻の福寿草と称される「秩父紅」が咲く場所にやって来た。

「リトリートフィールドMahora 稲穂山(旧ムクゲ自然公園)」である。

 

 

 

 

秩父地方の固有種であり、特徴的なオレンジ色が陽射しを浴びて輝いていた。

11時~15時くらいに訪れると良い感じに花を開かせているので、頃合いを見計らって訪れた次第。

 

 

 

↓園内では蝋梅も沢山咲いていた。

 

 

 

↓もちろん、福寿草も満開。

一般種と原種が咲いているそうだが、え~っと、どれがどれだったかな?w

 

 

 

 

↓再び、「秩父紅」。

 

 

 

 

 

そんなこんなで、「スプリング・エフェメラル」を堪能。

帰路も正丸峠越えのルートを辿り、15時半帰宅で旅情派活動はおしまい。