散策風土記 第三章

カワセミなどの野鳥撮影や昆虫探索を楽しみ、時々サイクリング。自己満足の世界で生きてます。

春の妖精

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早春に芽を出し夏までに休眠する草花たちのことを総称して「スプリング・エフェメラル」と呼ぶ。

「春の妖精」と訳されることもあり、寂しかった景色に彩りを与えてくれる存在だ。

 

この日曜日は痛恨の二度寝

まぁ、それでも6時くらいだったので自転車積んでデポ地に運んでみようかと思ったが、

なんだか風が強そうなのでドライブだけを楽しむことにするか。

 

そんなわけで寄居経由のルートで秩父方面へ向かってみる。

例年なら小鹿野町堂上の節分草園が見頃になっている時期だが、今年は遅れているとの情報・・・う~む。

ならば、石間沢口の福寿草自生地はどうだろうかとやってきた次第。

 

↓橋を渡って奥にある看板の所から入っていく。

って、まずは民家の庭を横切らせてもらうことになる。

 

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↓太陽に向かって満開になっており、青空に映える~。

尚、クルマなのにコンデジしか持って来なかったのはいつものこと。

 

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↓開けたこの辺りには結構な株数の福寿草があり、振り返ってみると雰囲気良し。

 

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↓で、その先は更に続いており、標高300mの辺りに自生の群落地があるそうな。いや、あったそうな。

そこに至るまではかなりの急斜面を15分ほど登る必要があるが、最後まで行っても今は管理されず荒れているらしい。

 

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↓でも、気になるので注意しながら登ってみたところ、白丸の部分になんとか福寿草を発見。

たしかに群落の名残りはなく納得してから下山であるが、落ち葉とゴロゴロの石で滑り落ちないようにかなり緊張。

 

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↓で、先程の開けた場所に戻ってきて、今度はセツブンソウを撮ってみる。

ちなみに、「春の妖精(スプリング・エフェメラル)」には、

セツブンソウ、フクジュソウアズマイチゲイチリンソウカタクリなどの可憐な花たちがある。

 

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↓すぐ近くに小屋があり、その周辺のセツブンソウは株数が多くて密集していた。

 

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↓じゃ、この場を離れるとしますかね。

 

 

↓と思って、引き返した時にオレンジ色の福寿草である「秩父紅」が目に留まった。

さっきは気付かなかった。

 

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クルマを停めていた場所に戻って次は何処に行こうかと考えて・・・

やはり、「秩父紅」を見たからにはあそこにも寄っておくか。

 

てなわけで、10時半過ぎに「リトリートフィールドMahora 稲穂山(旧ムクゲ自然公園)」に到着。

園名が変わってから訪れるのは初めてか・・・って、調べたら4年振りだったわ。

 

↓まずは、ロウバイで一枚。

 

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↓沢山の福寿草が咲いており、鑑賞の時間帯としては花が開く11~15時頃が良いらしい。

尚、一般種と原種が咲いていて、わかる人にはわかるw

 

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↓そして、此処に来た理由が幻の福寿草と称される「秩父紅」である。

秩父地方の固有種であり、オレンジ色に輝く花が特徴的だ。

 

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↓ミツバチ見っけ。

というか、撮っていたら勝手にフレーム内に入ってくる。

 

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↓満開の様子を堪能しておしまい。

 

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この後は2軒ほど蕎麦屋さんを回ってみたが、待ち行列・・・。

まぁ、11時半過ぎだったし、仕方ないか。

待っている間に、そこそこ帰路を辿れそうなのでR299経由で帰ることを選択なり。

 

↓そんなこんなで、飯能まで戻って来たところで「肉丼本舗」にイン(肉うどん本舗じゃないよ)。

以前から何度か前を通過しているが、なかなか飯時のタイミングが合わなかったので。

 

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↓清潔感のある広い店内に入り、今回は「ネギ塩豚丼(750円)」でお腹を満たす。

 

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●肉丼本舗
埼玉県飯能市双柳1285-1 Tel 042-978-7545
11:00~21:30 年中無休?
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お肉屋さん直営のお店ということで、コスパは良くて素直に美味しく頂いた(^^)

ただ、味噌汁は薄く感じてカルビスープに変更したほうが良かったかも(^^;

 

ご馳走様の後も順調にクルマは流れて13時50分帰宅で旅情派活動は終了。