散策風土記 第三章

カワセミなどの野鳥撮影や昆虫探索を楽しみ、時々サイクリング。自己満足の世界で生きてます。

昆虫ワールド 177

 

所変われば撮れる昆虫も変わるということで、新たな里山に出向いてみることにした。

天気は快晴だったが、風が強くてマクロレンズには厳しい条件で臨んだ次第。

 

現地には7時半過ぎに到着。

初めて足を踏み入れる場所なので、何に出会えるかワクワクしながら歩き始めた。

 

↓そんな中で、最初に見つかったのはアオハムシダマシである。

全身がメタリックな金緑色に輝く甲虫で美しい。

 

 

↓じつは、初めて撮ったので嬉しかったわ。

風のせいで葉が揺れるだけでなく、太陽の光が強過ぎてキラキラ系を撮るのは難しかったけど。

 

 

 

↓あっ、トラフシジミが飛んで来た。

反射的にファインダーを覗いてシャッターを押したが、次の瞬間に去ってしまって、この一枚しか撮れなかったわ。

 

 

↓ヒラヒラ舞っていたナミアゲハが近くに留まってくれた。

 

 

 

↓とても長い産卵管を持つオナガバチの仲間が居た。

シロフオナガバチかなと思いつつ、ガロアオナガバチとか近似種が存在するので判別は難儀。

 

 

↓それにしても、後ろ脚で産卵管を挟んで弓を反らすようにしてから離すという行動を何度も行っていた。

産卵は朽木などにするはずなので、その準備かお手入れなのだろうか?

 

 

 

 

↓クワハムシ、ヤツボシハムシ、ムナグロツヤハムシ。

 

 

 

 

↓コミスジとダイミョウセセリ。

カメラを構えようとするとその動きで逃げるクセに、また近くに寄ってきて、その繰り返し。

 

 

 

↓ジョウカイボン。

 

 

↓見慣れぬ黒い水生昆虫が居たが、帰宅後に調べてネグロセンブリであることがわかった。

そして、白い紋を持つ黒いヤツはヨツメトビケラ

 

 

 

↓日陰部分でコジャノメ見っけ。

そっくりさんにヒメジャノメが居るが、コジャノメは青みがかった線が出る。

 

 

↓似たもの同士?

ってことで、シロオビアカアシナガゾウムシとホオジロアシナガゾウムシ。

 

 

 

↓最後は雑木林の中で見掛けたアサヒナカワトンボ。

橙色の翅を持つタイプだね。

 

 

てな感じで、初訪問となる場所での撮影はおしまい。

楽しむことが出来たし、時期をずらしてまた訪れることにしよう。