散策風土記 第三章

カワセミなどの野鳥撮影や昆虫探索を楽しみ、時々サイクリング。自己満足の世界で生きてます。

梅雨時の大温室へ

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雨降りで迎えた土曜日、朝から電車を乗り継いで「足立区生物園」へ。

貴重なツシマウラボシシジミが5日間限定で放蝶されるということで、足を運んでみたくなった次第。

 

開園10分前に到着すると3番目だった。

雨のせいか列は少なかったが、コロナ禍のため出遅れると人数制限で整理券が配布されることもあるそうな 。

 

目的のツシマウラボシシジミは自然環境の変化によって生息地である対馬では減少し、

現在は絶滅が危惧されている蝶とのこと。

 

↓亜熱帯をイメージした大温室に入ってツシマウラボシシジミを発見し、今日の出会いに感謝。

2㎝程の小さな姿のせいか他の来園者にはスルーされがちだが、白地に黒い斑紋のデザインはシンプルで印象的だ。

 

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↓そして、オスの表翅は鮮やかなブルーで美しい(メスは黒っぽい色)。

天気が良くないため大温室の中は少し暗めだったが、飛翔を撮るためにSS上げて何とか撮影。

 

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 ↓「足立区生物園」では生息域外保全の活動を行い、個体数を安定させて将来的には対馬に戻されたいそうだ。

そのため、飼育繁殖の管理で翅にマーキングされた個体も見掛けた。

 

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リュウキュウアサギマダラ

持参機材はD500+サンヨンだったので近過ぎて撮りにくい・・・そうなるのは、わかっていたけどw

 

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↓カバタテハ。

産卵で葉っぱに緑の卵を産み付けていた。

 

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↓蜜を求めて密状態。

 

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リュウキュウアサギマダラの団体さんに混じってヒメアサギマダラも居たわ。

 

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↓その名の通り、前翅の端が青紫色になっているツマムラサキマダラ

 

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↓タテハモドキ。

目玉模様でビックリさせるため、翅を広げて留まる。

 

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 ↓オオゴマダラが自分のボードのところで羽ばたいており、

「見て見て、これ私。ちゃんと撮ってね。」って言われているような気がしたw

 

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ツマベニチョウツマグロヒョウモンなんかも姿を見せた。 

 

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スジグロカバマダラの産卵シーン。

 

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↓再び、リュキュウアサギマダラ。

水色の翅を持つこの蝶好きなんだわさ。

 

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↓モンシロチョウと似ているけど、この子はクロテンシロチョウ。

 

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↓大温室を出た後は、せっかくなので施設内をひと回り。

水棲昆虫(写真はシマゲンゴロウ)や両生類(写真はマダラヤドクガエル)なども色々展示されていて、興味深い。

 

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↓外ではカブトムシやツチイナゴも見つかった。

雨に濡れた昆虫って良いよね~(共感してくれる人は居るかな?w)。

 

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↓笑い声が響き渡った。

ワライカセミである(フィールドの翡翠はご無沙汰になっているなぁ)。

 

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↓最後に改めてツシマウラボシシジミを載せておく。

大温室内では様々な蝶が舞っていて楽しめた。

 

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たまには、こういった場所を訪れるのも良いなと思いつつ、退園なり。 

ってことで、おしまい。