散策風土記 第三章

カワセミなどの野鳥撮影や昆虫探索を楽しみ、時々サイクリング。自己満足の世界で生きてます。

あの「すき焼き」

f:id:xjmarin:20201212170154j:plain

 

寒い時期にだけ提供されるあの「すき焼き」が食べたい。そう、あの「すき焼き」だ。
ならば、行くしかあるまい。

 

道が空いているうちにと朝5時半にエンジンをスタートさせ、下仁田方面に向かってGo~♪
尚、今回はドライブな気分だったこともあり、敢えて自転車は積み込まず。

 

当然ながら現地には早く到着してしまうため、
途中の甘楽町エリアで寄り道し、冬を迎える「秋畑那須地区」の風景を楽しむことにした。

 

↓山に抱かれた集落は段々畑で農作をされており、「にほんの里100選」にも選ばれている土地である。
蕎麦の花が咲き広がる時期(1~2枚目の場所)は素敵だし、沢山の鯉のぼりが谷間を泳ぐ里としても知られているね。

 

f:id:xjmarin:20201212170230j:plain

 

f:id:xjmarin:20201212172319j:plain

 

↓段々畑は地元で「ちぃじがき」と呼ばれる小さな自然石を組み合わせた石垣で囲まれており、
急斜面という地形の中で美しい景観を作り出している。

 

f:id:xjmarin:20201212172321j:plain

 

f:id:xjmarin:20201212172323j:plain

 

f:id:xjmarin:20201212173411j:plain

 

高低差のある集落を30分ほど歩いて旅情派ポイントを稼いだところでクルマに戻り、下仁田方面へ。
いや、せっかくなので、もう1ヶ所寄っていこう。

 

↓久しぶりの「長厳寺」に立ち寄って「摩崖仏」に再会なり。
絶妙なバランスを保つ「天狗岩」も健在であった。

 

f:id:xjmarin:20201212173413j:plain

 

f:id:xjmarin:20201212173416j:plain

 

f:id:xjmarin:20201212174506j:plain

 

そんなこんなで、再スタートして下仁田エリアに到着。
でも、まだ早い。

 

↓てなわけで、先にお決まりの「古月堂」までクルマを走らせて「本宿どうなつ」を購入。
当然、箱買いなんだけど、帰るまで我慢出来なくなった時に食べるために単品で1個追加入したのは内緒である(^^;

 

f:id:xjmarin:20201212173417j:plain

 

f:id:xjmarin:20201212173419j:plain

 

-------------------------------------------------------------------------------
●古月堂
 群馬県甘楽郡下仁田町本宿3760 Tel 0274-84-2417
 8:30~18:30 火曜定休
-------------------------------------------------------------------------------

 

ホント、この「どうなつ」は最高なんだわさ。
通販でも購入可能だけど、此処に来ることに意義があるし、食べたくなったらまた時間を作れば良い。

 

下仁田駅近くに戻ってきていつもの無料駐車場に停めさせてもらい、もう少し余裕があるのでぶらぶら路地裏散策。
何度訪れてもこの狭路の雰囲気には惹かれるものがある。

 

f:id:xjmarin:20201212173421j:plain

 

f:id:xjmarin:20201212173423j:plain


カウンタックLP400は小学校(スーパーカーブーム)の時に憧れたなぁ。
このボストンバックは時代に取り残されたものなのか、それとも令和で流行っているのかわからないw

f:id:xjmarin:20201212173529j:plain

 

↓てなわけで、お昼を頂くのは「鍋屋」さん(通算5度目になるかな?)。
これまでは自転車仲間たちと一緒に訪れたりしていたが、こっそり来ちゃってスマンw

 

ちなみに、法事や出前で忙しい時はお店が閉まっていて開店が遅れることもある(今回がまさにそう)が、
事前に連絡しておいたので、表は準備中のままでも中に入ることが出来て対応して頂けた(なので、貸し切りだった^^;) 

 

f:id:xjmarin:20201212173534j:plain

 

f:id:xjmarin:20201212173538j:plain

 

↓肉は脇役、下仁田ネギが主役の下剋上
今年も冬季限定の「スキヤキ御膳(1,300円)」を食べに来たのだ(^^)

 

f:id:xjmarin:20201212173539j:plain

 

↓これこれ!とにかく、煮込まれた下仁田ネギは甘みが凝縮していて美味しい~♪
椎茸、エノキ、糸こんにゃく(各々地場産)なんかも隠れているし、独り用の鍋で味わう幸せの時間
そして、忘れてはならない刺身こんにゃくも美味だったり。 

 

f:id:xjmarin:20201212173541j:plain

 

-------------------------------------------------------------------------------
●鍋屋
 群馬県甘楽郡下仁田町下仁田358 Tel 0274-82-2028
 11:00~19:00 不定
-------------------------------------------------------------------------------

 

お腹も心も満たされてご馳走様。
目的を果たし、後は帰るだけ。

 

この季節でも窓を少し開けたくなる陽気の中、復路でも下道を辿り、15時帰宅で旅情派活動はおしまい。