散策風土記 第三章

カワセミなどの野鳥撮影や昆虫探索を楽しみ、時々サイクリング。自己満足の世界で生きてます。

過去の収集癖

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アウトドア用のストーブを色々手に入れていた時期がありました。

でも、未点火のまま大事に保管しておくコレクターではなく、実際に持ち出して楽しんでいましたよ。

 

以前も幾つか載せたりしていましたが、ふと懐かしくなって改めて自己満足の世界に突入。

・・・って、程々にしておかないと、また物欲が湧いてきたりなんかしてw

 

★OPTIMUS No.111C Hiker
この111Cハイカーは頑丈且つ使い勝手が良かったので、お気に入りでした。
燃料には白ガス、赤ガス、灯油、軽油、アルコールを使用することが可能です。
燃焼音は静かで、火加減は強火からトロ火まで自在でお米も美味しく炊けました。

 

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★OPTIMUS No.8R
バルブホイールの造形が素晴らしい60年代製造と思われるストーブです。
最終モデルとなった8Rハンターとは異なり、作り込みが丁寧です。
ソロ活動で持参するにはちょうど良いサイズですね。

 

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★OPTIMUS No.10 Ranger
灯油と軽油が使えるストーブです。
サイズは8Rシリーズと一緒ながら、中身は111Cハイカーのような感じです。
たまたま立ち寄ったショップでデッドストック品として見つけたものです

 

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★OPTIMUS No.199 Ranger
199シリーズの後期型になります。
使用時は小さなケースの中からパーツを出して組み立てる必要がありますが、
道具としての楽しさがありましたし、蓋はクッカーとして使用することも出来ました。

 

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★GUSTAV BARTHEL JUWEL 34
このJUWEL 34は東ドイツ時代のGustav Barthelブランドで発売されていたものです。
ドイツらしいかっちりとした造りで小振りながらもなかなかの実力者です。
銀色の耐熱塗装も結構渋い感じがします。

 

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★GUSTAV BARTHE JUWEL 84
JUWEL34よりはひと回り大きめです。
同じGustav Barthelブランドでもこちらは東西統合後の製品になります。
スグリーンのモデルもありましたが、これは鮮やかなブルーが印象的です。

 

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★MAX SIEVERT SVEA 123
SVEA 123Rは今でもOPTIMUSブランドで販売されておりますが、
これはMAX SIEVERT時代のモデルになります(Rの文字も付きません)。
風防に刻印があったり、各パーツも細かい点で現行品とは異なります。

 

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★HOPE MANASLU 300
このMANASLU300はコールマン538(M-1950系)と瓜二つですが、
私的には日の丸ブランドというところがオリジナルよりポイントが高いです。

 

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★CAMPING GAZ アルペンコンロ
カートリッジがCV360という専用モデルでソロ向けの面白いストーブでした。
現在のキャンピングガスはコールマンの傘下になっておりますが、個性的な道具が多かったですね。

 

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★PRIMUS IP-2243PFA
X字ゴトクはPRIMUSの定番でしたね。
IP-2243PFAはIP-2243PAの兄弟モデルでロングスピンドルが特徴です。
分離型になるスパイダーキットを合わせて結構使ったストーブです。

 

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★PRIMUS EX-ULT-1A
世界で初めてチタン素材を採用したストーブで、エクスカイザーシリーズの先駆けとなったモデルです。

 

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★DUAL-HEAT デュアルヒート
固形燃料でありながら、DUAL-HEATは保存可能で再利用することが出来ます。
また安全性が高く、缶入り燃料として唯一「非危険物」として認定されていたりしました。
オプションにはゴトクもあり、簡易ストーブとして使用することも可能です。

 

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★ESBIT ポケットストーブ
携帯性に優れた折りたたみ式コンロと固形燃料がセットになったストーブです。
燃料はスタンダードとミリタリーの2タイプがあって1本辺りの燃焼時間が異なります。

 

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★HALOMARK DESIGN アリゾナストーブ
2枚のチタン製プレートとトランギアのTR-B25などを組み合わせて、簡易的なストーブに変身です。
単なるプレートと言ってしまえばそれまでですが、ソロ派には心くすぐる道具です。

 

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★ENDERS No.9060N  
エンダースらしい箱型のストーブです。
ちょっと大きめのサイズでアウトドアで調理する場合に安定感がありますね。
真鍮タンクも印象的です。

 

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★ENDERS No.9061
1960年代に製造されたドイツ軍向けのストーブ。
渋さの中にドイツ気質のしっかりした作り込みを感じることができます。
折りたたむとそのまま内部がスライドして収納する方法も秀逸。

 

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★ENDERS No.9061D
No.9061の民生用になります。
パーツに若干の違いがありますが、使い勝手は同様です。
2レバータイプなので火加減も自在です。

 

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★ENDERS Baby No.2640
エンダースのBabyシリーズは小さくてホント可愛いです。
Babyの名が付くものとしてはNo.9063やNo.263などのモデルが有名ですが、
それらとはちょっと違った仕様で面白いです。

 

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★ENDERS BIWAK
細身の円筒タイプです。
偶然入ったショップで長らく売れ残っていたものを見つけました。
アウトドア用のストーブにしてはタンクの色合いが独特です。

 

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★SIMON STOVE
シルバーの光沢によって上品な雰囲気がするアルコールストーブです。
燃料を入れたまま携行はできませんが、ちょっとしたブレイクタイムに使えます。

 

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★SVEA NC62(NC76)
スウェーデン製のアルコールストーブと飯盒クッカーです。
ミリタリーな風合いが如何にもといった感じです。
なかなか機能的で日本の飯盒とはまた違った面白さがありますよ。

 

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★TRANGIA TR-28 ミニ
アルコールストーブの定番であるTR-B25とクッカーのセットです。
今は新しいモデルにチェンジしているみたいですが、
日帰りのハイキングや軽さを重視するならアルコールストーブは良いかも。

 

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★TAKEI BURNER 101Cセット
国産ストーブにはマナスルもありますが、個人的には武井バーナーのほうが好みです。
火力は上位モデルと同様にとても強く、エア圧を調整することによって火加減の調整も可能です。
セットの場合はヒーターとしても活躍してくれて冬場は重宝しました。

 

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★BORDE ボルドーバーナー 
継承者が居なくなって製造終了となりましたが、後世まで語り継がれる逸品であることは間違いないでしょう。
ハンドメイドによる芸術品のようなストーブですね。
とにかく美しい。

 

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★COLEMAN 416-700J クラシック
人とは違うものを持ちたい性格なので現在はこのツーバーナーを使用中。
鉄板が厚くて堅牢で作り込みがしっかりしております。

 

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★COLEMAN 442-770J ピーク1
ピーク1には色々なモデルが存在しますが、使い勝手の良さはオーナーだった人には良くわかるはず。
この銀色モデルは自動車用の赤ガスも使えるタイプです。

 

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★COLEMAN 505B EASI-LITE
カナダ工場で生産されていた2レバーモデルであり、このおかげでとろ火などの微調整もOKです。
ツマミの形状やポンプ位置も特徴的です。

 

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★PHOEBUS No.625
所有しているのは旧旧型に分類されるもので、1960年代製造と思われるものです。
民生用ではなく西ドイツ連邦政府の放出品になります。
強火から弱火まで自在に操ることが可能であり、燃焼音も素敵です。

 

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★PHOEBUS No.725
No.625と違ってこのNo.725はじゃじゃ馬的な性格がありましたが、このスタイルが好きだった人も多かったはず。
今見てもカッコいいストーブですよね。

 

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★VESTA
VESTAをご存知の方は少ないと思いますが、フランス製のストーブです。
バーナーヘッド&タンクの位置関係や4本ゴトクの形状など独特で、
OPTIMUSの弁当箱シリーズとはまた違った仕様で面白いです。

 

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RADIUS No.43
オリーブグリーンの渋いケースを開くと麗しいクロームのタンクが現れます。
ゴトクの形状も特徴があり、全体的なシルエットに美しさを感じます。
パーツのひとつひとつにも当時の職人気質を感じるストーブです。

 

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昨今のモデルはコンパクトで軽くて点火も楽で使い易くなっていますが、

重量があって嵩張ってポンピングやプレヒートが面倒でも、やっぱりカッコイイものに惹かれるのです(^^)